こんにちは!
新しい年を迎えて早半月以上、寒さも厳しく、風邪やインフルエンザなども流行していますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今さらと言えば今さらですが…
私、葉っぱの日々のお仕事は、お宝市番館 瀬戸大橋店でコミックや書籍などを担当しています。
子どもの頃から “本が好き” なのですが、年を取るにつれて、徐々に読む機会が減りました。仕事がらコミックに関しても、それなりに詳しくなっているものの、なかなか購読するまでに至らず…。
そんな中で、いつの間にか “お気に入りのタイトル” となっていた「のだめカンタービレ」をご紹介させて頂きたいと思います!!
「のだめカンタービレ」とは?

「のだめカンタービレ」のタイトルを初めて目にした時、『のだめって何?? カンタービレって何なの??』と、結構なインパクトを受けました。
主人公の「野田 恵(のだ めぐみ)」という名前から、あだ名が「のだめ」。後ろの「カンタービレ」は、演奏記号で「歌うように・表情豊かに」という意味があります。
ナイスネーミング!!!!
馴染みがうすく、敷居の高いクラッシックの世界を身近なものとし、社会的ブームになったほど人気になりました。
この作品が色々なところで話題になり始めた時、私としては珍しく単行本を買ってみたのです。今思えば、どうして引き寄せられたのか、見えない縁なのか…瞬く間に、見事なまでに、この「のだめ」のトリコになってしまいました!!!
![]() 「のだめカンタービレ」二ノ宮 知子 作
女性漫画誌『Kiss』2001~2010年まで連載 講談社より全25巻(本編23冊・番外編2冊)発刊 |
「のだめ」→超絶変態キャラクター
「のだめ」は、私がイメージしていた「音大生」とは真逆です。部屋が絶望的に汚い(掃除できない・料理できない)、不潔、挙動不審、意味不明な奇声や敬語のオンパレード等々、ヒロインあるまじき、とんでもない主人公。…ですが、ピアノに関しては天才的な能力を秘めているのです!!
そんな「のだめ」が、超イケメンで音楽エリートの「千秋(ちあき)先輩」に恋をするワケですが、二人のやり取りがこれまた面白すぎる!! 猪突猛進の「のだめ」を容赦なくバッサリ切る、オレ様千秋先輩の “たまーに見える優しさ加減” がいいんですよね。
本格的な音楽表現や世界観、抱腹絶倒のギャグシーン満載、そして適度な恋愛要素。こんなマンガ、唯一無二だと思います!!
最強!!実写版「のだめカンタービレ」
そうなのです。ドラマにもなり、その後、続編も映画化されました。この実写化が、それはそれは最っ高のクオリティーで!!
マンガでも十二分に面白いのに、ドラマになったことで “濃い世界観” が、とんでもなくストレートに広がって、毎回ゲラゲラ笑わずにはいられないほど。あの当時、実家の母もテレビを観ながら笑っておりました。これは本当に相当のことです……。
「のだめ」を演じたのは、女優の上野 樹里さんなのですが、もうどこからどう見ても「のだめ」なんですよね。セリフや立ち居振る舞いや存在自体が完璧で。(キュート&クレイジー。)
マンガでは文字と想像だけだった、奇声や奇行の数々をドラマでは目に耳にすることができ、その瞬間世界がパァーっと広がる感じで、とても楽しくハッピーな場面の連続です!!
憧れの「千秋先輩」は、俳優の玉木 宏さん。こちらも完全に “千秋様そのもの” でカッコよく、指揮者としての葛藤や成長の過程も魅力的に演じられています。
引用:www.youtube.com |
さらにこの作品の大きな魅力は、どこか “変態性” を持っていたりする個性的なキャラクター達が登場するところにもあります(笑)。そんなキャラクターのイメージを崩さない、それに輪をかけたような、豪華すぎるキャスティングでした!!
例えば、ロックが好きなバイオリニスト「峰 龍太郎」役には、瑛太さん。女好きで超軽いけど、世界的指揮者の「シュトレーゼマン」役に竹中 直人さん。プレイボーイなチェロスト役は、向井 理さん。他にも、水川あさみさんや、山田 優さん、紗栄子さん、吉瀬 美智子さん、西村 雅彦さん など…まだまだ他にも!!
時折、シリアスな場面もあるのですが、私にとっては、終始明るい気持ちで見ていられるドラマでした。
![]() 「のだめカンタービレ」実写化
2006年10月~12月:フジテレビ月9ドラマ放映 2009年・2010年:映画化、前編・後編 |
クラッシック音楽が、超!本格的!!
この作品の中には、沢山のクラッシック音楽が出てきます。マンガでは、曲のタイトルでピンとくることが少ないのですが、ドラマでは色々な名曲を実際に聴けるので、より気分が高揚します。
また、ドラマと映画のために結成された楽団「のだめオーケストラ」が、コンサートを開催すると大盛況となりました。大きな “クラッシックブーム” を作り出したともいえるでしょう。
先述しましたが、この当時ピアノを習っていた娘は、自分の実力よりも遥かにレベルの高かった「のだめ」で演奏された曲を選んで、発表会でチャレンジしました。音楽やクラッシック、仲間との青春時代の素晴らしさを教えてくれる、大げさでなく、本当に沢山の人に影響を与えた作品ではないかと思います。ドラマと映画、何回涙したか分からないくらい、感動しましたから…。
あぁ…マンガもドラマも、もう一度観直したいなぁ。
私のつたない表現力では、この素晴らしさを到底お伝えしきれない事がとても歯がゆい!
機会があれば是非、“読んで” “観て” 戴きたいです。
(アニメ化もされています)
皆さんにも、きっと大好きな本やマンガ、映画やドラマ等があるかと思います。そして、出会っていない沢山の素晴らしい作品があるんだろうなぁ。
今年は、ちゃんと本を読んだり、もっと音楽を聴き深めたり、体を鍛えたり、 “豊かな自分力” を高められたらなぁ…と思っています。規則正しい生活を基盤に!
寒さに負けず、元気にすごしましょう!!
著者紹介
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