前回、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(以下、ゼルダ)」を始めた話で締めましたけど、間もなくしてガノン(ラスボス)を討伐しちゃいました。…で、調子にのって、Minecraft(マインクラフト)に手を出しましたが、“3D酔い” に泣いている かずぼん です。
映像アトラクションも苦手なの多いんですよ。強靭な三半規管を持つ人がうらやましい!
引用:www.youtube.com |
ただ、このゼルダがもたらした深刻な家庭問題もございまして…。
①テレビゲーム自体に興味のなかった人(妻)が、今や家事・洗濯もそこそこに夜更かし三昧になっちゃっている。
②毎日ゼルダで遊ばないと気が済まなくなっている人(息子)は、僕が仕事から帰った途端、「お帰りなさい」の言葉も無しに「アレって、どーやんの?」と、憑りつかれたように質問をしてくる。
…このような、“人を変えてしまう” ほどの中毒性を持ったゲームソフトだという事に震えております。(面白すぎるという意味でね)
こんなアブナイ家族(自分も含め)を現実世界に連れ戻すべく、今回は久しぶりのレジャースポット巡りでございます。
今回のおすすめスポット
今回はチョロッとですが、神戸港~須磨界隈へ。
小学生の時(もはや30年以上前…汗)から、ずっと知ってるのに足を踏み入れてなかった「神戸ポートタワー」、そこから少し西にある「須磨離宮公園」にも訪問してみました。
the city of light and waves

見出しは、タケカワユキヒデさん(ゴダイゴ)の歌う “ポートピア” の一節。1981年の神戸ポートアイランド博覧会(ポートピア’81)のキャンペーン・ソングでしたが、「なんて良い歌なのだ!」と強く感銘を受けました。博覧会で拝見した「三菱未来館」のパノラマ映像でも、さらにドギモを抜かれたのを覚えております。
そんなポーアイ(阪神間ではこう呼ぶ人もいる気がしますが…)には、遊園地「神戸ポートピアランド(2006年に閉園)」があって、青春時代には本当によく御世話になりました。
ババリアン・マウンテン・レールロード(のちのBMR-X)も恐ろしかったけど、何度も何度も乗ったなぁ…色んな人と。
あと、この界隈を舞台にした「ポートピア連続殺人事件」っていう名作ゲームもございましたなぁ。お宝市番館では、ファミコンのレトロソフトも取り扱ってます。もしかしたら在庫があるかも知れませんね…
ばしょいどう ▸ おたからいちばんかん

…で、話を戻しますと、このポートアイランドへ向かうには、ポートライナーっていうモノレールに搭乗するわけですが、途中の橋から神戸ポートタワーが見えるんです。確か小学校の遠足でもこのタワーの麓までは行った様な気がしてるけどウル覚え。
いつかのタイミングで…と思ってましたが、やはりここは “わが子に見せてあげたい” が切っ掛けとなりました次第です。
ポートアイランドよりも少し西に「メリケンパーク」という公園があって、そこの入口付近にその姿はあります。敷地内には最近、スターバックスさんもオープンしたみたいで、エラい行列が出来てましたよ。


この日はドッピーカン(表現が昭和w)で、40代のおハダに響くキツイ日差しでしたが、晴れ渡る空に遠くまで景色が覗えました。






「神戸ポートタワー」って、博覧会当時に建造されたものとばかり思っていましたが、調べてみると1963年の開業だそうで…もはや港まち「神戸」の風景になくてはならないシンボルであり、この美しいフォルムのタワーがない神戸なんて、KOBEじゃない気がします。

こんな由緒ある場所に来てまでも “ゼルダの事で頭がいっぱい” の息子は、シーカータワー(ストーリーに登場する塔の名前)に例え出したので、口を塞いでやりました。
楽園に咲くバラと冒険者たち
日を改めましてお次は……
「花緑と歴史と眺望のオアシス」というキャッチフレーズがズバリと合った、月見山の神戸市立 須磨離宮公園です。とても優雅な趣きと、子供が楽しめる場所でもあります。


広い庭園に色鮮やかに咲く沢山のバラたち。ベルサイユ宮殿を彷彿とさせる、その名も「王侯貴族のバラ園」があります。バラにも色んな品種やネーミングがあるんだなぁ~なんて関心しました。






神戸市立 須磨離宮公園は、昭和42年に開設された由緒ある欧風庭園です。月見山の高台にあり、須磨海岸を一望できるロケーションが清々しい気分にさせてくれます。
デートを楽しむ若いカップル、外国からの観光客らしい人達も多く見受けられました。どうして僕はこの歳になるまで、ここに訪れる機会がなかったのか不思議です。

さてさて、花に見とれてばかりでしたが……
ここへ訪れた本来の目的は、同じ敷地内にあるフィールドアスレチック「子供の森 冒険コース」においての息子の特訓です。大体の子供連れのファミリーは、これを目当てに来ていると思われます。

このアスレチックが中々のボリュームでして、かの「宝島」を題材としたストーリー仕立てになってます。数々の試練を乗り越え、最後には “海賊の財宝” を手に入れるみたいな?
こんな場所を子供時代に知ってたら、楽しすぎて家に帰らなかったでしょうね…ウチの息子は違った様ですけど。

“体力” も “勇気” もない、我が家の小さなリンク(ゼルダの伝説の主人公)に少しでも変化を期待して…なんて、親の都合ばかりを考えながら、僕自身もこのアスレチックに挑戦。肥えたカラダには割と過酷でしたが、ヘタレ具合を見せるワケにもいかず、なんとか周りましたよ。しかも2周…。
やはりここでも、“ゼルダの世界” を重ね合わせきた我が息子。…でも全然、カラダ動いてませんからーッ!!残念ッッッ!!
なんでこんなに怖がるのか…なんだか責任感じます。



笑顔にさせるのは、プライスレス?
今回は懐かしい記憶も蘇ったりで、僕は結構楽しめたように思います。日頃のストレス(更年期?)にやられたメンタルが癒されたかも。肝心の息子は、常にクチ半開きでしたけど。
流行りのキャラクターに接したり、映画の世界をバーチャル体験できる様なアトラクション施設も、それ相応の楽しい体験が出来ると理解しているつもりです。…んが、少年時代の僕を反面教師として、幼い頃は外で遊ぶことが中心であって欲しいし、それでしか得られない経験や知恵を学んでもらいたい。
ぶっちゃけ何よりも “おサイフ” に優しいスポットなら、何度でも連れて行ってあげられる。そして、“ならでは” の時間の共有と想い出もできると思うのです。…わんぱくでもいい!たくましく育って欲しい!(あら何、このフレーズ?!)
ん~…でもまぁ…などなど言いながら、ハリーポッター1回は体験してみたいかもね(笑)

それでは、また!
著者紹介
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