OTAICHI Report

私の中のアメリゴ・ヴェスプッチ(4)

2016/9/24
Written by かずぼん
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OTAICHI Report

ロサンゼルスでの最後の朝。
名残惜しくも荷物をまとめ、次の目的地であるラスベガスに向けて、荒野のフリーウェイを北へ北へと走っていく。
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5日目(ロス滞在4日目~ラスベガスへ)

時刻は7時過ぎ。
眠い目をこすりながら、今朝もホテル隣りのマクドナルドへ向かう。日本でいう「朝マック」定番のエッグマフィンとハッシュポテト、ホットコーヒーを注文。オーダーにも若干慣れてきて、小銭を出すにも慌てない感じになっていたが、それも最後。そのあとのホテルでの講義も、ロサンゼルスを旅立つこの朝で終了となった。
 
振り返えると、講師の石原先生が話上手だった事や快適なバスでの移動、ホテルの居心地の良さだったりと、ストレスを殆ど感じない環境だったおかげで、マーケットの仕組みや歴史を楽しく学ばせてもらう事ができた様に思う。「疲れるツアーだった」的なネガティブな感想は一切湧かない、ただ良い印象だけの思い出が作れた事を心から感謝したい。
 
お世話になった講師、師匠からご挨拶を戴いた後、一同はバスに荷物を積み込み、ロサンゼルスを後にした。
 
 
最終目的地であるラスベガスへは、州間高速道路15号線「モハビ・フリーウェイ」(かつてのルート66)を北へと走る。
彼方まで広がる荒涼とした大地からは、何か切ない気持ちが込み上げてくる。昔に観た映画「バグダッド・カフェ」の風景が脳裏に浮かび、Calling youのメロディーが頭の中で流れていた。
 

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2時間程度走ったところで最初の休憩エリアに到着。
 
「バーストウ駅(Barstow Station)」
「砂漠のオアシス」のような存在だが、外は晴れていても気温はさほど暑くない。ただ日差しは強いので注意は必要。乾燥しているので湿度を感じない気持ちのよい気候だった。
 

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周囲には遠く荒野へ伸びていく線路、その上を長い長い貨物列車が走り去っていく。1960年から続く歴史あるこの場所は、日本でいえば道の駅。ステーションと名前にはあるが、一般客が乗車する駅ではない。
 

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バスでの移動だけでさほど空腹ではなかったのだが、昼を過ぎていたので、とりあえず何かを食べておく事にした。
マクドナルドやサブウェイといったショップがいくつかある中で、僕の疲れはじめていた胃袋は、少しでもフレッシュさを求めてサブウェイのサンドイッチを選んだ。
 
…しかしながら、サブウェイのオーダー形式を失念していた僕は、英語でアノやりとりをするハメに…。身振り素振りで何とかなるもんだが、下の写真はそんな焦っている姿をS氏に隠し撮りされたものだ。
 

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昼食を済ませたあと、出発時間まで辺りを少し散策してみた。
テレビや映画の世界にあったアメリカの景色の中に自分が立っている。そんな夢の様なひとときだった。
 

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休憩が終わり、バスはさらに北へと向かうのだが、20分程度走ったところの山間に何やら文字が見える。
 

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「キャリコ ゴーストタウン(Calico Ghost Town)」
ここはまるで西部劇の舞台の様なアミューズメントパークだった。遠近感がおかしくなる程の巨大な岩山が青空に映える。
昔は銀の発掘で栄えた街だったが、時代と共に人々は消えゆき「ゴーストタウン化」していったとの事。どの部分を切り取っても絵になってしまう「ウェスタンな世界」を楽しませてもらった。
 

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kazubon04_14日本語で作成された案内マップもあった。

 

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メイン通りの左右には、当時を彷彿させる木造の家が立ち並ぶ。今にも腰に銃を備えたガンマンが登場しそうだ。土産物などの売店の他に繁栄時代の生活スタイルが展示された資料館などもあった。
 

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僕とS氏は年甲斐もなくテンションが上っていた。
ボルダリングを嗜むS氏の心に少し火が着いていたのかも知れないが、危険を顧みずドンドン赤い岩山を登る。調子に乗っていた僕も気が付けば汗だくになっていた。
それくらい楽しい所だったということで…。
 

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kazubon04_25…!! …思いとどまって良かった。なんてな。

 
 

そんな楽しいひと時も出発の時間を迎えた。
場所的にも二度と訪れる事はないだろうと思うと、とても心残りだった。(…稼いでまた来なさいとも言われたなぁ。)
 
そしてまたバスはフリーウェイを北上していく。
途中、レストハウスでの休憩もはさみながらも、ラスベガス市街地へじわりじわりと近づいていった。
 

kazubon04_29レストハウスの男子トイレがあまりに開放的で…。

 

時刻が16時を過ぎた頃、いよいよネバダ州のラスベガス市内へ。
アウトドア商材を主体とした大型店舗に到着した。
 
「アウトドア ワールド(Outdoor World)」
この店舗の視察を楽しみにしていた参加者も多かったようで、店内を見て回る限り確かに期待を裏切らないエンターテイメントな場所だと納得できた。何度も言うが本当にスケールが違い過ぎる。ここまでくると半端な技量や財力ではマネできない。
 

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「Bass pro shop」と謳っているが、釣具だけに限らずアウトドア商品もかなり豊富。まるでアミューズメントパークにあるアトラクションかの様な造形物やディスプレイも目を楽しませてくれる。またここは「ラスベガス」の領域なだけに、小さなカジノまで設置されていて客を退屈させない。
 

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店内視察を終えて、店舗の前でセミナー参加者全員での記念撮影。同業のグループである限り、帰国後も顔を合わせる関係は続くので、いつまでもこの思い出は共有されることだろう。
 
ここからバスで30分程のラスベガスのダウンタウン中心街にある 「コンテナパーク(Container Park)」へ移動する。
 

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入口に置かれたカマキリの巨大オブジェがとてもインパクト大。
港などで見かけるあの「コンテナ」を利用した店舗が集まる施設には、雑貨屋やレストラン、カフェなどがあって、多くの人達で賑わっていた。敷地奥に設置されたイベントステージでは現地のアマチュアバンドらしき演奏が行われていた。
 
その向かいにある子供用の遊戯施設やちょっとした芝生の広場には、夕風にまどろむ家族連れの姿も多く見受けられ、どことなくゆったりと時間が流れているような、温和なムードに包まれていた。
 

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コンテナパークから徒歩で行ける距離に「フリーモントストリート」という観光スポットがあったので、そこも寄ってみることにした。(今思えば、ここをもっと見ておくべきだった!)
 
「フリーモントエクスペリエンス(FREMONT STREET EXPERIENCE)」は、日没から「音と光のアトラクション」を楽しめる場所。残念ながら空は全くもって明るく、まだまだ日は沈みそうもない。
滞在時間も残りわずかだったので十分な散策は出来なかったのだが、カジノやショップがズラリと立ち並ぶ大きなアーケードの中では、記念撮影で報酬を得るためであろう、リオのダンサー風コスチュームの女性や、某アミューズメントパークで馴染みのあるキャラクターの着ぐるみの「誰か」が立っていたり…ラスベガスのエンターテイメントを垣間見た。
 

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そして最後に立ち寄ったのは、ロサンゼルス到着初日に視察した古着リサイクルショップ
「バッファローエクスチェンジ(Buffalo Exchange)」
のラスベガス店だった。
 

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実際に買取が行われているシーンに遭遇。サンタモニカ店と同様、日本もアメリカも古着ショップ特有の共通の趣きがある。そしてお客に望まれている事は従業員の誠実さ、納得のいく査定と買取金額なのであろう。
 
最近はGoogleのショップ検索でも情報ページ上にユーザーからコメント付きで評価がされている。そんな情報が晒されている事など知りもしない店舗関係者もいるワケでなんだか恐ろしい。サクラを使った偽レビュー問題やイタズラ目的の誹謗などもあって、クチコミが全てではないという意識をもつ人も増えているように感じるものの、まだ大半は良し悪しの判断材料とする部分であり、こまめにフォローしていくに他ならない。
 

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バッファローエクスチェンジの店前を通るサウス・メイン・ストリートの先には、ラスベガスで最も高いとされる「ストラトスフィアタワー」が見える。
ラスベガスの中心街を目前にして高揚していく気持ちとは裏腹に、キャリコ・ゴーストタウンやらの疲れも出た(そんなに?)のか口数も減り、S氏との会話も少なくなっていた。まぁ、アラフォー同士がキャーキャー騒ぐような姿もどうかと思うが、とうとう娯楽の殿堂 ラスベガスにやってきたのだ。
 
ホテルへのチェックインの時間も近づき、僕たちを乗せたリムジンバスは夕暮れの市街地へと進んでいく。
 
 

次回につづく(いよいよ最終回)
 
 

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