ロックショアとは…
簡単にいうと、磯から青物などの回遊魚を狙うフィッシングのことです。(厳密には違うかも知れませんが…)
ロックショアはハッキリ言って、かなりハードなんですが、OTAICHIの瀬戸大橋店で釣具担当をしている僕は、このハード具合がたまらなく大好きなのです。
今回はそんなロックショアの魅力を少しですがご紹介します。
磯に行こう!
まず、釣り場となる磯場に行くわけですが、当然徒歩です。

こんな獣道ともいえないような山の中を一人せっせと歩きます。
夜明けのベストタイミングを狙っていくときは、真夜中に出発するので、ライトが壊れたら確実に遭難しちゃいます。また、真夏には色々な虫や動物に遭遇しますが、中には非常に危険な生物もいますので、毎回かなりビビってます…。

磯にたどり着くと、場所によっては地元の方がこんな感じでロープを張ってくれている箇所もあります。

ちなみにここは絶壁です。
磯に慣れている僕でも、さすがに怖すぎて降りることが出来ません。
断崖絶壁の先には
下にある写真は、これは高知の足摺岬です。
場所によっては、磯からポイントまでかなりの急勾配を歩くこともあります。赤線は降りるルートを示しています。
(確かこんな感じだったかな?)

…と、早速キャスティングといきたいところですが、ロッドやリール、ルアー等々、なんせ10kgほどの荷物を背負いながらの移動なので、目的のポイントに着いた時点でヘロヘロのガクガク状態です。
こんなに大変で危険な思いまでして…と、精神状態を疑われるかもしれませんが、これこそが“ロックショア”の醍醐味なのです。
険しい道のりを越えた先にあるパラダイス!
目の前に延々と広がる青い海!
水平線に向かってルアーをフルキャストする爽快感!!
これで大物が釣れれば…言うこと無しなのであります!!!
そんなこんなで、ロックショアを満喫した後は、降りてきた崖道をまた登らねばならない事もポイントです。
以前、10kg程もある「ブリ」を釣ったことがあるのですが、崖っぷりが地獄過ぎて、何度も心が折れそうになった事があります…。
ビギナーの方々には、全然お勧めできるモノではないかもしれませんが(笑)、一度ハマるとやめられなくなりますよッ!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では、また!