タイポグラフィーって何?

タイポグラフィ(英: typography)は、活字(あるいは一定の文字の形状を複製し反復使用して印刷するための媒体)を用い、それを適切に配列することで、印刷物における文字の体裁を整える技芸である。
「タイポグラフィー」というと、オリンピックのロゴ選考でスッタモンダあったニュースが記憶にありますが、簡単に言っちゃうと文字でデザイン性をもたす技法ってことみたいです。
文字を集合させて絵にしたり、文字の配列のみでアート性をもたせたり…例えがアニメになってしまい趣味がバレますが、『新世紀エヴァンゲリオン』のタイトル表示とか、化物語の随所にみられる文字フォント演出とか現代版タイポグラフィーといえますね。

身の周りのタイポグラフィー
イカしたTシャツを探しに買い物に出かけた時です。
パッと目に飛び込んだデザインに魅かれて、迷わず購入したモノがあるんですが、それこそがまさに「タイポグラフィーデザイン」があしらわれた品物でした。
購入したのは、2016年春夏コレクションの『N.HOOLYWOOD』Tシャツなのですが、デザイナーはどうやら「アメリカン・タイポグラフィー」の先駆者ハーブ ・ ルバーリンからインスピレーションを受けているようです。

ハーブ・ルバーリン(Herb Lubalin, 1918年 – 1981年)は、アメリカの著名なグラフィックデザイナー、タイポグラファー(書体デザイナー)。
今回ブログを作成しながら、意識して周りを見てみると、アニメや雑誌、洋服デザインなど様々な「タイポグラフィー」が、僕たちの生活の中に取り込まれているという事に気がつきました。
また、知らずと「タイポグラフィー」に自分が魅了されていたことに驚き、その奥深さに少し触れた様な気がします。これからの生活で、さらに新しいデザインに出会えることが楽しみになりました。
もし、お時間があれば、身の回りの「タイポグラフィー」をじっくり見てみてください。気に留めもしなかったモノから、デザイナーが込めた素晴らしいメッセージに気づくかも知れません。
最後まで御覧頂きありがとうございました。